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7月1日 第3回グローバル・リーダー学

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①環境問題

環境未来館 大杉 邦明さん 他

四日市公害と環境対策

  • DVDによる学習、四日市公害の展示見学をした後、講師先生より四日市ぜんそくの原因や工場群からの亜硫酸ガスと患者の発生、裁判の経過、裁判後の大気汚染対策の内容、現在の大気汚染問題について講義がありました。また、地球温暖化の状況・特徴、CO2排出量の推移、温暖化による影響・問題点や世界の動き(COP21、京都議定書、パリ協定、IPCCなど)についてもさらに詳しく説明があり、生徒は各グループでの討議、発表を行い、環境問題について学習を深めました。

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②教育・ボランティア・人権問題

中上 紀さん(作家・紀行文作家)

グローバル化する人権課題~アジア・アメリカ・ハワイの視点から

  • 第1部では「旅と人権 小説家が伝えたいこと」と題してアメリカ(ハワイ含む)やアジア(フィリピン、タイ、ミャンマー、ネパール)での人種差別や、民族差別、貧困問題などのスライドを通じて説明して頂きました。第2部では参加生徒を3グループに分けて「児童労働・貧困」「アジアの女性の人権」「人種差別」「ヘイトスピーチ」、「災害と人権」などについて話し合い発表をしました。中上さんからそれぞれコメントを頂き、どのグループも深く考えて発表していてお褒めの言葉もいただきました。

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③文化研究

関西大学中等部高等部校長 田尻 悟郎先生

文化研究とは

  • 文化研究の目的は「文化の違い」を理解することが大前提であるとし、例として①「2020年までに外国人観光客を増やすために」イスラムの人を受け入れるにあたり、お祈りの場所を確保する。②チキンラーメンが世界中で売れたのは「チキン」であったから、どんな宗教の人にも受け入れられた、というような相手の文化を知った上で受け入れることが大切だと説明されました。また、「おしぼり」「タクシーのドアの開閉」「自動販売機」などの例を挙げ、日本ではあたりまえだと思われていることが、他の国では非常識なことだと知ることが必要であると強調されました。生徒たちも「自文化を知る」そして「自文化を発信する」ことが大切であったり、「文化研究のテーマ」は身近なところにあると納得していました

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④法・歴史研究

三重大学人文学部教授 樹神 成 先生

「ベルリンの壁の崩壊」「天安門事件」(1989年)から四半世紀-現代の+立憲主義とは

  • 「ベルリンの壁」崩壊後の欧州と「天安門事件」後の中国を比較し、「平和」「経済成長」「憲法」の3つの観点からグループ討議を通じて考察してみました。生徒の感想は、樹神教授のロシア留学時の体験談など、1990年代~現在にかけての海外の話を聞き、貴重な体験をすることができました。
  • また、「1990年代の歴史」という、歴史の中でも極めて現在に近い時代をテーマに学習することで、より“歴史を通した世界の状況”を把握するきっかけとなることができました。

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⑤医療問題

新潟大学地域医療教育センター 魚沼基幹病院 産婦人科部長 鈴木 美奈さん

国境なき医師団の活動から

  • “国境なき医師団”とは何か?その設立目的・活動内容として医療活動と情報発信。寄付金で運営。医者以外も参加し、参加者は補償を求めないなど説明を受けました。また、国境なき医師団で働くためには英語と相手国の価値観への理解、表現力と思考力も必要と力説されました。また鈴木さんの赴任先であるアフガニスタンとナイジェリアでの体験談(習慣・妊産婦を取り巻く環境の違い、医療機器等の違い等)を語られました。さらに各グループで「グローバルに生きていくために必要なこと」についてディスカッションも行い生徒たちも熱心に活動していました。

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⑥グローバル・ビジネス

太陽化学株式会社副社長 山崎 長徳さん

  • 会社経営者の立場から、「グローバルリーダーとは」「クロスカルチャーコミュニケーションとは」というテーマで講義を頂きました。「ジョハリの窓」で気付きの大切さ、アメリカ留学経験から、大学のしくみや英語の必要性を簡単な英語で相手に伝えられるかということで「日本昔話」を用いて英語によるプレゼンを行いました。また、マーケティングに関して「四日市をはじめ、三重を日本全国に、世界にアピールしていく戦略を考える」ということで「SWOT作成」及びそのプレゼンをグループ発表の形で行うなど盛りだくさんの内容で生徒も満足そうな様子でした。

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