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東京大学教養学部 2017年度前期「高校生のための金曜特別講座」⑥

【日時】7月 7日(金) 17:30~19:00/【場所】第1情報室
【テーマ】生誕150年に読み直す夏目漱石

講師:小森 陽一先生…東京大学大学院総合文化研究科・教授

『吾輩は猫である』から『明暗』にいたるまで夏目漱石の主要な小説の抜粋を読み直しながら、漱石が当時どのように考えていたかを読み解きました。
 日清、日露戦争が行われている中で、同時並行で小説が書かれ、当時の人々もその時代を生きながら漱石の小説を読んでおり「読者」との連携の中で書かれていたと説明されていました。本校からは16名の生徒が聴講しましたが、生徒の感想は内容が少し難しかった…との声もありました。本校の3年生からはチャットで「漱石が当時の日本の開化が外発的だと訴えたがそのような視点を可能にした要因は何か」という質問が出され、小森先生からは「まさに大英帝国が斜陽になりかけていた1900年頃にロンドンに留学していた漱石の見聞した経験」ではないかという回答をされていました

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