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PDA全国高校即興型英語ディベート合宿・大会2020

■開催日時:2020年 8 月 8 日(土)、9 日(日)
■会場:遠隔開催(zoomを使用)
■参加校:35 校(64 チーム)、281 名
■本校参加生徒:1, 2 年生 6 名(2 チーム)
■ジャッジ:一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会 (PDA) 認定教育ジャッジ
■助成:公益財団法人 日本財団、公益財団法人 KDDI 財団

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 今年度の PDA 全国高校即興型英語ディベート合宿・大会 2020 は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、オンラインでの遠隔開催となりました。本校からは 1, 2 年生 6 名が 2 チームで参加しました。

1日目

 開会式では、まず今回の参加校の紹介がなされ、カメラとマイクのチェックも兼ねて学校の名前が呼ばれると周りの学校に挨拶する練習をしました。そのあと、スタッフの紹介、合宿スケジュールの確認、ルール諸注意が行われました。
 練習ラウンド1の論題は「A grade should be decided based on learning outcomes.(学習成果に応じて学年を決めるべきである)」です。生徒たちはそれぞれの経験を参考にどのような議論ができるかブレストシート(アイデア出しシート)にメモしていきました。ディベートが終わると、他校の生徒と自己紹介をし、現在の学校の状況などを話し合う姿が見られました。

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 練習ラウンド 2 の論題は「A fat tax should be introduced.(脂肪税を導入すべきである)」です。ラウンド1より実体験から離れた議題でしたが、生徒たちはそれぞれの意見を出し合い建設的なディベートに努めていました。

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 練習ラウンド 3 の論題は「Persons who spread a virus on purpose should be sentenced to death.(ウイルスを故意に拡散すれば、死刑とする)」です。新型コロナウイルス影響下にあることから、白熱した議論が交わされていました。
1 日目の最後は、予選1です。予選1の論題は「Japan should accept more foreign refugees.(日本はもっと難民を受け入れるべきである)」です。練習ラウンドでディベーターやジャッジを務めた経験を活かし、活発な議論が行われました。ディベート後、国境なき医師団様の協力により難民キャンプの様子を映した映像を VR ゴーグルで視聴し、議論した内容をより理解できたようです。
 本来の合宿では参加者が一堂に会し交流を深める夕食の時間ですが、今回はリモートでの開催のため Zoom での夕食会が開催されました。ディベートの準備中にも使用したブレイクアウトルームに無作為に 3, 4 人の生徒が分けられ、限られた時間の中で自己紹介や学校のオンライン授業の様子など、各地の様子を聞いていました。普段の合宿や大会で出会うよりもより様々な地域の生徒と交流でき、楽しかったというコメントが生徒から聞かれました。

2日目

 2 日目は朝から予選 2 が始まります。予選 2 の論題は「Japan should legalize euthanasia.(日本は、安楽死を合法化すべきである)」です。Zoom を用いたディベートにやや慣れてきた様子で、POI 等の積極的なディベートへの参加が見られました。
続いて予選 3 の前に、論題に関するキーノートレクチャーを理学療法士の下神納木加枝先生にしていただきました。先生の活動である動物リハビリが動画などを通して紹介され、生徒たちは普段目にすることのない活動に興味津々な様子でした。
 レクチャーの内容を受けて、予選 3 の論題は「A pet tax should be introduced.(ペット税を導入すべきである)」です。レクチャーで話された他の国での事例や日本の状況を参考に、様々な議論が飛び交いました。
 昼食前に、ナガシマスパーランド様の協力により、VR ゴーグルを用いたアトラクションの体験が行われました。体験する人が椅子に座り、周りの人が椅子を揺らしたりうちわで風を送ったりすることで実際にアトラクションに乗っているような臨場感が味わえたようです。体験中の生徒たちからは歓声や悲鳴が聞こえ、大変楽しんだ様子でした。
 その後行われた準決勝、決勝には本校チームは進出できませんでしたが、全国レベルの質の高いディベートを見ることにより、今後のディベート活動に向けて大きなモチベーションを得て、2 日間にわたる即興型英語ディベート合宿・大会を終えました。

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【対戦成績】

8 位 四日市高校 A チーム(課外活動の部〔初心者〕34 チーム中)

【表彰】

〈ベスト POI 賞〉
栁川 ののは さん(2 年)

参加生徒の声

・全国の英語やディベートが好きな高校生と試合ができ、また試合以外での交流もできてとても楽しかったです。とくに土曜日の夕食会は気軽にいろんな人と話ができてとても貴重な体験でした。コロナさえなければ、面と向かって話ができたのにと思うともどかしいくらいです。さらにディベートが好きになり、もっと頑張りたいと思いました。

・今回は、全国ということで、ほんとうにみなさんレベルも高く、いい刺激をたくさん貰えました。また、仲間と競い合い高めあっていくのはとても楽しかったです。また、夕食会では、色々な都道府県の人のお話を伺うことができ、主にコロナ下の他県の状況や各学校の英語教育など、興味深いことをたくさん知ることができました。

・いつも英語で会話することすらない私にとって、英語を使って討論することはとても難しかったです。だんだんと議題も考えにくいものとなっていきましたが、各回でのフィードバックをもとに少しずつ改善でき、最後には POI をすることもできました。また、夕食会で各地の高校生と交流でき、様々な会話を交わすことができました。今回のディベートでは、私の英語力の低さを改めて感じることとなりました。また参加する機会があれば、その時は英語力を向上させてから参加したいと思います。

・今回は、たくさん討論を行うだけでなく、ジャッジ側に回ったり、夕食会で交流をしたりと充実した時間を過ごすことができました。特に他校の英語部の活動や、英語の取り組み、姿勢には驚き、英語部でない私にとって、新鮮かつ未知の領域でしたが、自分も頑張らなくては! と改めて感じました。ディベートでは、やはりまだ自分の伝えたいことすべてを言葉にするのが難しく、もどかしい思いもしました。ただ、相手の反論に対して、自分側の意見を立て直したりするといった「聞くこと」をする余裕ができてきたようにも思います。もっと深い討論をするためにも、これからも成長していきたいと思います。