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1月7日(土)・8日(日) 『カンボジア研修研究会&成果発表会』

2017.01.07
1月7日(土)・8日(日) 『カンボジア研修研究会&成果発表会』
2017年1月7日(土)・8日(日)、本校四日市高校 多目的ホールにて、
カンボジア海外フィールドワークを実施しているスーパーグローバルハイスクール等6校が一堂に会し、「カンボジア研修研究会&成果発表会」を開催しました。
ディスカッションにより新たな気づきや今後の展望へと内容を深めました。
2日間通したプログラムでは、各校のフィールドワーク研修を通して学んだ情報や知識を共有するとともに、
【参加校】
昭和女子大学附属昭和高等学校(東京) 西大和学園高等学校(奈良)
岡山学芸館高等学校(岡山)      広島女学院高等学校(広島)
和歌山信愛高等学校(和歌山)     三重県立四日市高等学校(三重)
【運営講師の方々】
三牧 純子 先生
独) 国際協力機構 (JICA)
上田 敏博 先生
NGO RISE ASIA ライズエイジア事務局長代理
(Acting Director)
神田 すみれ 先生
三重県立四日市高校海外交流アドバイザー
1月7日(土)13:00~20:00
全体会-各校のカンボジア研修紹介

参加校それぞれが、学校の紹介とそれぞれのカンボジア研修の内容を発表しました。
グループディスカッション①「カンボジアでの体験共有」

①カンボジアで発見した魅力(強み)と課題、②帰国後調べてみたこと、③仲間の発表を聞いて気づいたこと についてグループで共有しました。
講演①「カンボジアでの挑戦~カンボジアの魅力(強み)をどうとらえ、社会の課題に取り組んでいるのか」

【講師】 日本カンボジア経済同友会理事 KURATA PEPPER Co.Ltd代表 倉田浩伸 氏

魅力とは、外から見て初めて見つかるものであり、価値観の多様性を知り尊重することが大切だと話されました。特に「知足者富」(足るを知る者は心が富む)、自分の欲求の2割くらいが満たされれば満足、と考えることで周りも幸せになる、というお言葉には多くの人が感銘を受けていました。
講演②「カンボジアでの挑戦~カンボジアの魅力(強み)をどうとらえ、社会の課題に取り組んでいるのか 社会的投資家として」

【講師】 NPO法人 ARUN Seed代表理事 功能 聡子 氏

経済的な利益を生み出すだけでなく社会問題を解決するという、格差解消のための新しい手法である「社会的投資」の説明をしていただきました。さいごに、功能先生の考えるカンボジアの強みは、ポルポト政権時代の理不尽な痛み・苦しみを知っていることだと話されました。
グループディスカッション②「カンボジアの魅力(強み)と課題とは何か」

メンバーチェンジを行い新たなグループで考えをまとめ、発表しました。
パネルトーク(キャリアセッション)

講師と運営スタッフの5人の先生方に、
①キャリアの道のり
②ワークライフ
③高校生へのメッセージ
の3点についてお話ししていただきました。
グループディスカッション③「豊かな社会とはなんだろうか」

新たなグループで、「豊かな社会とは○○である」というひとつの結論を出しました。「可能性の充分ある社会」「それぞれの思う豊かさを追求できる社会」など、バラエティに富んだ回答が上がりました。
1月8日(日)8:30~14:30
グループディスカッション④「活動計画を作る」

今まで行ってきたカンボジアの魅力と課題、豊かな社会とは、という議論を踏まえ、「もしも私たちがカンボジアの○○なら、豊かな社会を作るためにどんな課題のために何をするか」をテーマに活動計画を作りました。
各グループの発表後、「一番ドキドキした発表」に投票をしました。
グループディスカッション⑤

2日間の締めくくりとして、この活動を通しての発見、グローバル人材として何をすべきか、についてグループで意見を共有しました。多くの人が、意見を発信し交流する機会の大切さに気付きました。
閉会後も別れを惜しみ、連絡先を交換したり再会の約束を交わしたりする姿が会場のあちこちで見られました。カンボジアでの経験から始まってグローバルな人材へと成長していく、良いきっかけになりました。


2日間、お疲れ様でした!