【日時】9月28日(金) 17:30~19:00/【場所】第1情報室
【テーマ】「いきモノづくりへの挑戦」
講師:竹内 昌治 先生…東京大学 生産技術研究所・教授
前期期末試験が終了したその日の夕暮れ時、後期の第1回目が開講されました。前期に比べやや少なめの22名が参加しました。今回は「いきモノづくり」ということで、専門は機械工学ながら生物と同じ構造物を「ものづくり」できないかという発想から様々な事例紹介を動画をふんだんに使いわかりやすく説明されました。細胞、組織をまず作り、できた立体組織を医療分野で「治す」、環境計測で「計る」、食品として「食べる」ことに応用しようと、それぞれの分野の「ものづくり」を紹介してもらいました。
細胞を使った「臭いセンサ」や血管状の「セルファイバ技術」、安心安全をめざした「作る食肉」など日常とも結びついた話題で、これからもどんどん研究が進み、応用範囲が広がっていく分野であり、たいへん興味をそそられるお話でした。生徒達も竹内先生の説明に引き込まれ試験疲れを感じさせないような集中度でした。