開催日時:2022年6月11日(土)13:00-17:00
会場:オンライン(Zoomを使用)
参加校: 岐阜県立岐阜高校、静岡県立静岡高校、静岡県立浜松北高校、愛知県立岡崎高校、
三重県立四日市高校
本校参加生徒:9名
主催:一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会(PDA)
スタッフ:PDAスタッフ、PDA認定教育ジャッジ、慶応義塾大学、北海道教育大学
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開催日時:2022年6月11日(土)13:00-17:00
会場:オンライン(Zoomを使用)
参加校: 岐阜県立岐阜高校、静岡県立静岡高校、静岡県立浜松北高校、愛知県立岡崎高校、
三重県立四日市高校
本校参加生徒:9名
主催:一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会(PDA)
スタッフ:PDAスタッフ、PDA認定教育ジャッジ、慶応義塾大学、北海道教育大学
今年度のPDA東海公立高校即興型英語ディベート交流大会は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、昨年度に引き続きオンラインでの遠隔開催となりました。本校は東海交流大会には4年連続の出場となり、1,2年生が3チームで参加しました。開会式では、一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会(PDA)代表理事中川智皓先生より、「わからないことを伝えるということはディベートでもそれ以外でも重要です。POIを通して質問することにもぜひチャレンジしてみてください。」とメッセージが送られました。続いて 参加各校校長先生からお言葉をいただきました。最後に本校諸岡校長より、英語で挨拶をいただきました。「グローバル社会で重要な役割を担うみなさんにとって今日が素晴しい日になることを願っています。Good luck!」とエールが送られました。続いて参加した5校の選手紹介やPOI(Point of Information: ディベート中に質疑応答を要求することができる)の練習を行いました。
第1ラウンドの論題は「Cosmeticsurgery should be banned. (美容整形を禁止すべきである。)」でした。肯定側は手術が失敗するリスクや、整形後の顔に満足できず、整形を繰り返してしまうという点について、否定側はコンプレックスを解消するための選択肢の一つとして重要であることや、見た目が重視される社会の風潮などについて説明しました。
続く第2ラウンドの論題は、「It is better to study abroad during high school days than afterentering university in Japan. (留学するならば大学入学後よりも高校在学中にしたほうがよい。)」でした。高校生と大学生ではどちらの方がより時間に余裕があるのか、留学の目的と照らし合わせた時にどちらの方がふさわしいのかなどについてPOIも交えながら活発な議論が交わされました。どのテーブルでも第1ラウンドでジャッジから受けたフィードバックを活かそうとする様子が見られました。ディベート後ジャッジのフィードバックを待つ時間では、お互いの高校の様子や、好きな料理、部活などについて話し、交流する様子も見られました。
第2ラウンド終了後に、2試合を通じてジャッジが高く評価した生徒6名によるエキシビションディベートが始まりました。本校からは叶勇飛さん(2年)が選ばれました。論題は「Ranking children in sports events at kindergarten and elementaryschools should be abolished. (園や小学校での運動会での順位付けを廃止すべきである。)」でした。両チームとも、子どもの特徴や、テストなどで順位がつくことと運動会で順位がつくことの違いなどについて深く分析し、堂々としたスピーチを披露しました。勝敗はエキシビションディベートを聞いていた生徒が挙手で投票し、叶さんのOpposition(否定側)の勝利となりました。
【表彰】
〈エキシビションディベータ賞〉
叶 勇飛 さん(2年)
〈ベストディベータ賞〉
叶 勇飛 さん(2年)
市川 菫花 さん(1年)
〈POI賞〉
叶 勇飛 さん(2年)
参加生徒の声(アンケートより抜粋)
・前回の校内体験会では英語で話すことで精一杯でしたが、今回は内容にも気を使うことができたように思います。例えば、具体例を列挙するのではなく、その結果言いたいことをはっきりさせることが大切だ、と言うアドバイスをいただきました。これは英語ディベートだけでなく作文や評論文にも通じることだと思います。この経験を通して、文章の精度を上げていきたいです。
・体験会での反省やAREAを意識することを目標にして挑戦しました。ディベートが始まる前にチームの中で、前回の体験会でのジャッジの方に頂いたアドバイスを共有し合ったりしたことなども含めて、今回のディベートでは、みんなで協力して1つのことを頑張ることの楽しさを実感することができました。他の高校の人のディベートがとても刺激的で、そこから学ぶことが多くありました。今回POIできなかったことが悔しいので、次回は挑戦したいです。
・ 今回の大会では他の高校と英語ディベートができるということで、始まる前は不安や緊張も大きかったですが、実際に他校の生徒さんと英語ディベートをしてみて、話し方や立論の仕方など学べるところがとても多く、残念ながら自分のチームは負けてしまいましたが、勝敗以上に得るものの多い良い機会だったと思います。
・ 前回の校内体験会で様々な捉え方を知ることができて面白かったので参加しました。相手チームの内容がとても具体的で、説得力があると思いました。私ももっとニュースなどに興味をもち、具体例をしっかり挙げられるようになりたいです。