11月の三重県いじめ防止強化月間に合せて今年度は11月18日を四日市高校のピンクシャツデーとし、生徒会を中心にピンクシャツ運動を行いました。
~取り組みの内容~
・10月~11月中旬
1年生美術選択の生徒が授業でピンクシャツ運動啓発バッチを制作
・11月初旬
生徒会会長がピンクシャツ運動の教室掲示ポスターをデザインし、放送部・人権委員がピンクシャツ運動を呼びかける為の原稿を作成
・11月14日~17日
運動部・文化部・生徒会による朝の挨拶運動で、ピンクマスクとバッチを配布
・11月17日
クラスのSHRで人権委員よりピンクシャツの趣旨説明と参加の呼びかけ
放送部より昼休みの放送で趣旨説明と参加の呼びかけ
・11月18日当日
朝の登校時に生徒会によるピンクシャツ運動呼びかけと、ピンクマスク・バッチを配布
~ピンクシャツ運動とは~
2007年にカナダで誕生した「いじめ反対運動」です。カナダで、中学3年生の男子生徒がピンクのポロシャツを着て登校し、いじめられました。それを知った高校3年生男子2人がその日の内にピンクのシャツなどを大量に購入し、メールや掲示板で友人知人などに翌日に着用することを呼びかけました。翌朝、2人はシャツなどを呼びかけた人に配って着てもらいましたが、この日に呼びかけ以上の学生がピンクの服で登校し、学校がピンクに染まりいじめがなくなりました。
この運動は、「いじめ反対」のメッセージとともに、いじめの問題を個人や当事者間だけの問題ではなく、社会全体の問題と捉え、いじめの定義や傍観者になることなどを含め、いろいろないじめの問題について考える機会となっています。
※三重県教育委員会HP「三重県いじめ防止強化月間の取組について」より抜粋