令和4年12月2日(金)に「SSHグローバル企業見学研修会」として、地元四日市の企業である東ソー株式会社を1年生2名、2年生11名の計13名が訪問しました。はじめに事業所にて会社の概要説明がありました。そこでは、東ソー株式会社の歴史や、四日市事業所で取り扱っている製品について、また四日市事業所がある霞コンビナートについて、分かりやすく説明をしていただきました。その後、コンビナートの見学を行い、コスモ石油からナフサや電気を運ぶための配管橋や、ポリ塩化ビニルの材料になる食塩の山「塩山」などを間近で見学させていただきました。バスにて研究所に移動した後は、研究員の方から現在行われている研究についての説明をしていただいた後、研究室を見学し、実際に研究室で合成しているウレタンや、扱っている装置に触れさせていただきました。最後は研究員の方々と座談会を開いていただき、生徒が取り組んでいる探究について助言をいただいたり、「なぜこの会社に入ったのか?」「化学の研究職に就くにはどのような学部にいけば良いのか?」など、生徒からの質問に丁寧にお答えいただいたりしました。
終了後の感想では、「四日市コンビナートがどういうものか今まであんまり知らなかったけど初めてどういうものかわかった。」「今最先端と呼ばれる技術やiPS細胞の問題点と東ソーさんが編み出した解決策など、自分の中で曖昧だった知識を上書きできたり、日本の最先端を行く企業の研究内容について知ることができたりして、本当に有意義な時間でした。」「自分の探究活動の悩みを解決できるようにわかりやすくアドバイスをしていただいた。」といった声が挙がり、生徒にとって大変好評でした。