開催日時：2023年12月23日（土）、24日（日）
会場：オンライン（本校に集まって参加）と現地（東京大学会場）のハイブリッド開催
主催：一般社団法人 パーラメンタリーディベート人財育成協会(PDA)
共催：東京大学生産技術研究所、大阪公立大学
後援：文部科学省、全国高等学校校長会 他
本校生徒3名（生駒亜子さん（1年）、鶴岡論也さん（1年）、阪口凌太さん（1年））が第９回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会にオンラインで参加しました。本校は5年連続5回目の出場となります。全国大会には78校（現地49校、オンライン29校）が参加し、各校は4ラウンドの試合を行いました。
・第1ラウンド：論題「Japan should make university tuition free.
（日本は、大学を無償化すべきである。）」
対戦校：神奈川県立多摩高等学校
・第2ラウンド：論題「Being fashionable brings more benefit than harm.
（おしゃれは、害よりも利益をもたらす。）」
対戦校：京都市立堀川高等学校
・第3ラウンド：論題「To change Japan, it is better to be a business person than a politician.
（日本を変えるなら、政治よりも商売を選ぶべきである。）」
対戦校：東京都立武蔵高等学校
・第4ラウンド：論題「The U.S. should stop supporting Israel.
（アメリカはイスラエルへの支援をやめるべきである。）」
対戦校：栃木県立宇都宮東高等学校
本校はSSH（スーパーサイエンスハイスクール）校として理数教育・国際教育に関する教育実践を継続して行っています。SSH事業の「国際性を高める諸活動の研究、開発」の中でPDA高校生即興型英語ディベートに取り組みました。本年度は5月の校内体験会、オンラインで行った6月の東海公立高校即興型英語ディベート交流大会、8月の全国高校合宿・大会を通じて本校生徒は英語で議論し、自分の意見を表現できる総合的な英語力を高めてきました。全国大会出場に向けて出場生徒3名は全国高校合宿・大会に参加した3名と共に校内練習を重ねました。今回のハイレベルな全国大会の対戦の場で自信を持って英語を使って自分の意見を伝え、相手の意見に効果的に反論することを通じて、全国の高校生と切磋琢磨し、これからも国際的な視点を持って学び続けるモチベーションを得ることができました。
【対戦成績】
2勝2敗 45位（78チーム中）
【表彰】
・ベストディベーター賞：阪口凌太さん
阪口さんは各試合でベストディベーター賞を複数回受賞し、全国ベスト14に入
り、表彰されました。
・ベストPOI賞：阪口凌太さん
阪口さんは各試合でPOI賞を複数回受賞し、全国ベスト21に入り、表彰され
ました。
＊POI(Point of Information)：対戦相手がディベートをしている間に、効
果的な質問をすること
参加生徒の声
・全国の強豪校の方々と一緒にディベートができて回数ごとによりよいものになっていく感じがすごく面白かったです。ジャッジの方々からも興味深いご指導を頂けて終了後には毎回達成感を感じました。相手から予想もしなかった切り口で論を立てられて自分の論を立てつつ立て直しながら相手の論を倒していくのはすごく難しいけれど楽しかったです。また挑戦したいです。
・普段日本語でのディベートもしない中、英語でするというのは貴重な経験になってよかったです。また、他校の自分たちとは異なる意見を持った人たちと言い合えることはいい経験にもなりました。違った立場で勝負するからこそ、自分が想像していなかった意見や反論を出されて焦る時もありましたが、それも一つディベートの面白いところだと思いました。学校でも取り組んでほしいとも思いました。
・ディベートの全国大会に参加して、自分と同じ年代で才能豊かな人たちと触れ合うことができたことが良かったです。自分よりもはるかに英語力が高かったり、説得力のある話し方ができたりする高校生がいて、とても刺激を受けました。個人的には、あまり緊張せずに自分の力を発揮することができたと思います。三人で力を合わせて取り組めたので、今まででも1番良いものになったのと思います。
