令和6年5月25日、SSH生物部員6名が志摩市阿児町神明の干潟で志摩市主催の生物調査に参加しました。日本貝類学会木村昭一先生の指導の下、本校の生徒以外にも水産高校生や一般市民の方も参加して行われました。表面観察に続き、穴を掘って砂泥の中にいる生き物を採集・同定しました。今回は、ウミニナやヘナタリ等の巻貝類、コメツキガニ等の節足動物が多く見られました。また二枚貝で絶滅危惧種のイチョウシラトリも観察でき、多様な生態系が育まれていることを実感ました。以下、参加生徒の感想を紹介します。
「英虞湾には多様な種類の生物が生息していて、貴重なものもいることがわかった。これからそれらの生物を守っていけるよう意識した生活をしていきたい。」「様々な種類の生き物を捕まえることができて、英虞湾の海の豊かさに気づくことができました。海の豊かさをこれからも守っていきたいと思いました。」「豊かな自然を守り続けるという活動の一部に私も関わる機会を頂き、現状や変化について知り勉強になりました。また、知識が足りず生き物の種類もうまく判別できなかったですが生き物を見つけたときの喜びは大きかったです。ありがとうございました。」
また、今回の調査は、中日新聞にも掲載されました。