第1回目講師は鈴木建さんで、「天体現象を計算機でシミュレートする」というテーマで行われました。昨年に引き続きの東大講座ですが、今年は更に過去最高の96名(1年生66名、2年生30名)という大盛況となり、第1情報教室と第2情報教室が満員になりました。講義は太陽風の観測を基に天体現象をシミュレートする内容で、クイズを交えながら高度な講義に生徒は熱心に参加しました。
質疑応答ではチャットを通じて、「太陽に極大期と極小期が存在する理由は何ですか」「宇宙は外側から見たらどのような形をしていますか」「もし本当にビッグバンがあったとしたら、そのエネルギーはどこから来たのでしょうか」「ブラックホールに入ったものは最終的にどうなるんですか」という4つの質問をしました。
本校を含め全国の高校から数多くの質問があり、先生には丁寧にご回答をしていただきました。参加生徒は最後にポートフォリオ記入を行い、更に教養を身につけることができたという充実感を持って講座を終えることができました。