坂口力先生の講演
最初に、元厚生労働大臣の坂口力先生による「グローバル化する社会の中でどのように生き抜くか」と題した講演が行われました。水素やロボット、スーパーコンピューターなど次世代の持続可能社会で中心的な役割を果たしていくことが予想される革新的な技術について、広い視野に立った大変刺激的なお話をしていただきました。また、これからのグローバル社会に求められる人材像について、示唆に富むご助言もいただきました。
インドネシアチームの発表
インドネシアグループ7名は、英語でのプレゼンテーションにチャレンジ。インドネシアでの学校訪問やホームステイ、現地の高校生とのディスカッションの様子等、写真を交えながら流暢な英語で報告をしました。「コミュニケーションのために英語は大切だけれど、一番の世界共通語は笑顔」という、実感のこもった最後のメッセージに、温かい共感の拍手が広がりました。
カンボジアチームの発表
大勢からなるカンボジアグループは、企業訪問・大学訪問・高校交流など、現地でのプログラム別に各担当班が報告をしました。現地で見たことの報告にとどまらず、それが自分にどんな気づきや価値観の変化をもたらしたのか、についても発表してくれました。「答えが出ない問いでも考え続けることこそに意味がある」というメッセージが印象的でした。
SGH海外交流アドバイザー長縄美樹さん
SGH海外交流アドバイザーの長縄さんからは、これまでJICA職員や会議通訳として世界各国で仕事をしてきた経験から、海外交流を通じて多様な価値観に触れることがいかに楽しく、かつ意義のあることなのか、そして、高校・大学時代に留学して世界に出会った経験から、今の高校生に望むことについてお話がありました。また、今年度計画されていてグローバルリーダー学受講生が参加できる様々な海外交流活動について紹介がありました。
最後に、グローバルリーダー学の、今年一年の進め方に関する連絡と、小テーマ別の分散会が行われました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。