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7月2日第3回グローバル・リーダー学

2016.07.02

①環境問題
和歌山大学客員教授 和田 武 様
「地球温暖化とエネルギー利用のあり方」
   ・「再生可能エネルギー普及における市民の役割」

地球温暖化問題と再生エネルギーに関する諸問題を、豊富な統計や図版等に縦横に駆使して分かりやすく説明していただきました。問題に対して悲観的になるのではなく、自分たち市民の参加こそが、解決の鍵になることを例を挙げながら教えていただきました

②教育・人権・ボランティア
尹 大辰(ユン・テジン) 様
在日コリアンの現状と朝鮮・韓国の歴史について

日本と韓国は政治の上ではぎくしゃくしているが、市民のレベルではそうではない、本来の望ましい韓日関係を築いていくためには、平和の使者としての在日コリアン2世3世の活動が重要である、と自らの使命を話されました。その上で、在日コリアンに対する差別解消については、日本と朝鮮半島の歴史をしっかり勉強することを提示していただきました。
③文化
関西大学外国語学部教授 田尻悟郎 様
To Be a Global Citizen

グローバル市民について、そして韓国・中国・ロシアなどの国との領土問題について、田尻先生に誘導していただきながら、意見や知っている知識などをペア・グループで共有しました。世界の事に目を向け興味を持つこと、そして自国の事や自国と他国の関係など内側に目を向ける事の大切さを学びました。
④法・歴史研究
京都女子大学教授 本田毅彦 様
英領インドにおける文化接触の一側面
  ~イギリス国王のクリスマスメッセージの由来を考える~

ムガール帝国における宗教的なイベントであるダルジャンや、イギリス社会におけるロイヤル・クリスマス・メッセージの伝統について講義を聞き、2つの異なる文化の接触・交流はこれまでどのような変化をもたらしてきたか、グローバルな文化と文化の多様性は両立するか、というテーマで各班で討議を行いました。
⑤医療問題
海南病院総合診療科医師 久留宮 隆 様
「私と医療」命をつなぐもの ~世界の医療の現状~

MSF(国境なき医師団)の活動について紹介していただき、グループごとにそれぞれ、「日本の社会から見た医療」「途上国から見た医療」「社会(世界)のニーズとしての医療」「あるべき本質的な医療」といったテーマで課題を整理し、解決策を考え、全体で発表、意見交換を行いました。
⑥グローバル・ビジネス
東京大学名誉教授 神野 直彦 様
グローバルビジネス ~少年の抱く大志について~

イギリスのEUからの離脱の是非を問う国民投票を題材に、市場と民主主義の関係についてお話していただきました。物事やシステムをどのように運用していくのか、という方法論に踊らされずその本質を見抜き、解決方法を探す必要がある、ということを学びました。