11:00 日本航空841便(JL841)にて出発、13:30 天津濱海国際空港に到着。現地ガイドの劉志軍さんと合流し、市内2か所を見学しました。
①周恩来鄧頴超記念館
( 中華人民共和国初代総理・周恩来とその妻・鄧頴超に関する記念館)
②天津広播電視塔
(高さ415.2mのテレビ塔で、天津で最も高い建築物。高さ約250mのところに展望室があり、市内を360度見渡すことができる)。
2日目 12月17日(日)天候 快晴(天津)
2日目も市内観光、および商業施設見学を行いました。
①楊柳青博物館・石家大院 見学
楊柳青鎮は1000年以上の歴史を持つ中国北方地区有数の古鎮として知られる町。現在は見学箇所が修復中。石家大院はその中にある天津有数の名家で、現在は中国の風俗等を知る博物館になっていました。
②昼食&商業施設訪問〔天津イオンモール中北〕
天津市内2カ所あるイオンモールのうちの1つ中北店を訪問(「永園」がイオンの中国語。口の中は元の字)。広大な駐車場を擁し、週末とあって多くの家族連れで賑わっていました。ここで各自昼食をとり、その後、公共交通機関の地下鉄で移動しました。
③古文化街・天后宮 見学
800年の歴史を持つ古い町並み。天津の発祥の地ともいえる場所。中心に天后宮という海の女神を祭った廟があり天津民俗博物館になっていました。その後、古文化街で自由行動。古い書籍や玩具、伝統的手工芸品、飲食物などを扱う店が建ち並びお土産などを購入しました。
3日目 12月18日(月)天候 快晴(天津)
3日目は、午前中に天津外国語大学附属天津外国語学校、午後からは天津中医薬大学を訪問しました。
①天津外国語大学附属天津外国語学校 訪問
斉玉俊先生(国際部主任)、趙香玉先生(日本語教師、外国語学校の交流担当者)、日本語学科高3生3人が出迎え案内役をしてくれました。最初に日本語学科の高校2年生徒の授業に参加。中国のはやりのトピックを日本語寸劇にして披露(電子決済、レンタサイクル、高速鉄道など )。こちらは、昔話の「桃太郎」を紙芝居風に英語と日本語で説明しました。その後、そのまま自然に各グループにわかれてお互い交流を行い50分があっという間に過ぎました。
次に毎週月曜に全校生徒で行われる国旗掲揚式に参列したり、中1生の英語授業に参加。天津外国語学校の記念館見学、学生食堂で昼食。出発までの卓球交流などを行いました。
②天津中医薬大学 訪問
中国で初めての伝統医学を教える大学として設立され、兵庫県神戸市に日本校もある。国際教育学院対外連絡部主任 李海南先生の出迎えを受けました。国際教育学院長 儲 教授からあいさつを頂き、大学の教育内容について説明を聞き、外部の病院に徒歩移動。天津中医薬大学第一附属医院見学しました。学生の研修室や実験室に案内され、実験器具や模型を見せていただいたり、治療中の診察室やリハビリ室にまで案内して頂きました。
4日目 12月19日(火)天候 快晴(天津)
4日目は午前中に天津理工大学を訪問。午後からは、農業施設である万苗農業模範基地、太陽化学株式会社現地法人の香奈維斯(天津)食品有限公司を見学しました。この日は香奈維斯(天津)食品有限の河合隆範さんらによってコーディネイトして頂き、行動も共にしました。
①天津理工大学 訪問
まず国際交流センターにてあいさつ、理工大学の説明を受け、2人の日本人留学生との茶話会、その後、漢苑、過去の訪問VTRも流れる展覧室も見学。施設としては、 図書館(6階建てかなり大きい) 工程訓練中心(工業実習棟)、体育館(今年度完成した国家1級の施設。夏には4年に1回の全国体育大会の武術会場になった)を見学しました。お昼は 学生食堂の貴賓室にて昼食。大歓迎をうけました。 (昼食後、バスにて移動)
②万苗農業模範基地 見学
国家農業総合開発計画の一環で何カ所かのビニールハウスでパプリカ、トマト、ドラゴンフルーツ、なす、いちごを栽培しているところを見学、栽培されている野菜をその場で試食もしました。
③香奈維斯(天津)食品有限公司 見学
四日市市に本社を置く太陽化学株式会社と福岡市にある株式会社フランソワが合弁し、ベーカリー事業をおこなう現地法人で、セブンイレブンで販売される食パンや菓子パンのうち、北京の60%、天津の80%が同社の製品であるとのこと。
会社概要の説明の後、工場見学を行う。製造現場に入場する際には、厳しい衛生管理を受け、材料の撹拌、成形、冷蔵発酵、焼き上げ、包装、出荷等のラインに沿って見学。見学後にできたてのパンを大量に試食させてもらった生徒たちは大喜び。さらにおみやげにも貰って二度大喜びでした!
5日目 12月20日(水)天候 快晴(天津)
最終日は、午前中、市内の旧イギリスなどの租界地である五大道などを見学しました。
①近代天津博物館 見学
1953年に開館した歴史博物館。主として近代の天津の歴史と文化を細かく紹介していました。
②五大道散策
五大道は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリス租界だった場所。多くの西洋人が居を構え、異国情緒が漂う街並みが続き、徒歩でいくつかの建物を見学しました。
昼食後、5日間ガイドをしてくれた劉さんと空港で別れ、14:35 日本航空840便(JL840)にて出発。
18:30 中部国際空港に無事到着。 最終確認をし、解散となりました。