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SSH国内研修

2022.01.13

SSH国内研修

20211215日(水)~19日(日) 沖縄・鹿児島方面 参加生徒:2学年20名

   将来国際的に活躍できる人材育成の一環として、科学的で幅広い視野を得ることを目的に沖縄・鹿児島にてSSH国内研修を実施した。

 

 

15日 沖縄美ら海水族館

講義、バックヤード見学および観覧により、沖縄の海洋生物を中心に学習しました。 

動物健康管理室室長 獣医師・植田啓一さん、獣医補助(看護師)・村雲清美さんによる講演
 <生徒の感想>獣医と言われて思い浮かぶのは、犬猫対象の獣医師さんでしたが、海獣を専門にされている方のお話は貴重でした。煌びやかな水族館の裏には、生き物の健康を守るだけでなく、研究や保護など、多くの役割があることを学びました。

16AM 沖合魚類採集

 読谷村沖合において、「定置網」と「釣り」の2班に分かれて魚類調査を行いました。高級魚のスジアラを採集でき、競りに出しました。詳細は、科学の祭典で報告します。

16PM シュノーケリングによる海洋生物観察

 崎本部緑地公園にて、海洋生物観察を行いました。シュノーケリングが初めての生徒も多い中、サンゴ礁に生息する魚類、軟体動物、棘皮動物など数多く観察できました。

17AM SUPによるマングローブ林観察

 亜熱帯の潮間帯には、主にヒルギ科の植物で構成されるマングローブと呼ばれる植生があり、SUPを利用することで、水面から胎生種子や呼吸根を観察できた。
●18日PM JAXA種子島宇宙センター 宇宙科学技術館学習およびJAXA小池一稀さんによる講義を受講しました。
<生徒の感想>
 宇宙にはあまり興味がなく、難しい話なのかなと思っていましたが、実際にボールを使って地球や月の大きさ、距離などを説明していただいて宇宙を身近に感じることが出来ました。ものを運ぶという地上では簡単にできることでも宇宙でロケットを打ち上げるのはたくさんのシミュレーションや研究をしないといけなくてすごく大変なことだと思いました。ちょうど最近英語の授業ではやぶさについての文を読んだのですが、すごいことなのだと改めてわかりました。陸や海での移動は電車や船の技術の発展でスムーズにできるようになってきたので、これからは宇宙でどれだけ新しいことができるのか、将来が楽しみになりました。

19AM 京都大学火山活動研究センター桜島観測所

 井口正人教授による講義と施設見学を行いました。

<生徒の感想>

・噴火の仕方の違いのメカニズム、過去の桜島の動き、また、噴火ガスの観測が噴火の予兆を調べるのに大事なことなどとても分かりやすくて、興味深かったです。

・火山の仕組みだけでなく、火山を観察する貴重な機械を見ることができて、火山の奥深さを感じました。

・噴火のメカニズムがよくわかり、噴火を予想する仕組みなどを理解することができました。三重県から遠く離れており関係ないことかと思っていましたが、噴火が起きたら影響は広く日本全体に及ぶとわかり関心が湧きました。

・とてもおもしろい講演ありがとうございました!軽石の有効利用方法、真剣に考えます。

 



※今回の研修内容の詳細は、129日(土)に本校で開催される四高版・科学の祭典にて、発表します。