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四高生が日本代表としてオーストラリア ハリー・メッセル国際科学学校特別講義・交流に参加しました

2022.07.26

日時:202272日(土)~76日(水)、78日(金)~710日(日)8日間

 

 本校2年吉田菜月 さんは論文審査・英語面接を経て、文部科学省から令和4年度オーストラリア科学奨学生の日本代表10名に選ばれました。オンラインで行われたオーストラリア シドニー大学 ハリー・メッセル国際科学学校で最新の科学知識に関する講義を受講し、オーストラリア、中国、ニュージーランド、アメリカ合衆国の高校生と交流を深めました。本校では「三重・四日市から世界へ!新たな価値を創造する国際科学技術人材の育成」をテーマとして文部科学省指定SSH事業に取り組んでおり、全国の高校生の模範となる活躍をしました。

   ▲CTY(ケーブルテレビ)の取材    ▲中日新聞の取材


参加生徒の感想

ISS (The International Science School) 2022に参加した感想、得たもの」

本当に挑戦してみてよかったと思います。科学的なことだけでなく、これからどうやって自分の人生を歩んでいけばいいのか、どうやって自分の興味ある分野を見つけていけばいいのか、など将来の話もたくさんありました。講義をしてくださった方も、ISSの運営に携わっているスタッフも、「迷うことは当たり前。常にアンテナを張り、世界を変えていきなさい」という力強いメッセージを残してくれました。また、どうやって大学で学びたい分野を決めたのかという体験談も伺うことができました。話をしてくれた大学生の中には、「数学専攻と物理専攻とで決めきれなかったからコイントス(コインを投げて表と裏の出方で何かを決めること)で決めちゃったわ。でも結果的に良かったと思ってる」と言っている人もいました。大学生活の途中で専門分野を変えた人や、科学分野の勉強と法律の勉強を両立させている人もいてそれぞれの生き方でいいのだなと思いました。自分のやりたいことが見えず不安だった私ですが、ISSを通じて何も恐れる必要はないとわかり、「これだ!」と思うものが見つかったときのために努力を怠らないようにしていけばいいのだと思いました。

海外の生徒との交流を通じて、モチベーションが高まったということは言うまでもありません。彼らの科学に関する知識の多さに驚きました。そして自分の科学技術への好奇心が足りないのかなとも思いました。普段学校の友だちと将来のことを気軽に話したりしないので同年代の生徒が何を考えているのか知る良い機会となりました。

そして、このプログラムは全部英語で行われたので、私が今まで参加してきた活動とは比べものにならないほど英語のレベルが高かったです。もともと英語に自信はありましたがそれでも置いていかれていたので悔しい思いもしました。ただ一度はこういう場に自分を置いてみたかったのでとても刺激的でした。海外で科学について学ぶことにも興味がわいたので、そのためには理科や数学の学習はもちろん、海外で通用するような圧倒的な英語力が必要だと認識しました。ISSに参加したことで日々の学習に対する意欲が格段に高まったと言っても過言ではありません。このような機会をいただき感謝しています。