開催日時:2023年5月19日(金)16:00-18:30
会場:本校多目的ホールに集まり遠隔開催(Zoomを使用)
参加者:本校生徒11名
ジャッジ:一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会(PDA)認定教育ジャッジ、PDAスタッフ、東京外国語大学
PDA即興型英語ディベート校内体験会が本校において開催されました。即興型英語ディベートとは、例えば「制服を廃止すべきだ」というような論題がその場で与えられ、肯定側と否定側(1チーム3~4名)に分れて英語で議論を行い、説得力がよりあったチームが勝ちとなるゲームです。
はじめにPDAスタッフよりルールの確認とPOI(Pointof Information: ディベート中に質疑応答を要求することができる)の練習を行い、ディベートの実践を2回行いました。
Zoomを用いてのディベートの行い方について説明を終えると、いよいよ第1ラウンドの始まりです。論題は“Convenience stores should be closed late at night.”「コンビニエンスストアの深夜営業をやめるべきである」でした。ディベート初挑戦を前に不安な様子も見られましたが、ディベートが始まると、同じチームの仲間と協力して自分の役割を果たすコツを会得して、積極的にディベートに取り組む様子が見られました。
続く第2ラウンドの論題は“It is better foruniversity admission test takers to have a boyfriend/girlfriend.”「大学入試の受験生には彼氏/彼女がいた方がいい」でした。第1ラウンドでジャッジから受けたフィードバックを活かし、身近な話題に関する自分の意見をどのように相手に伝えるかを工夫する様子が見られました。ディベートが終わると画面越しに握手を交わしました。
今回は本校で学んでいる留学生2名(デンマーク、タイ)も参加し、チーム内で英語を使って相談し、効果的な英語ディベートを行うことができました。最後にお互いの健闘をたたえ合って即興型英語ディベート校内体験会は終了しました。
参加生徒の声(アンケートより)
・普段日本語で話す友達に英語で話すのが始めは恥ずかしかったけど、やってみると逆に日本語では言いにくいことが英語では言いやすかったり、ハキハキ言えたりしたので楽しかったです。普段はどうやったら相手にうまく伝わるかを意識する機会は少ないけれど、PDAの方々にアドバイスをいただいて上手な話し方を学ぶ機会になりました。
・英語のスキルが伸びる絶好の機会であったと思います。即興型ディベートなので、英語での瞬発力を強化したいと思いました。今後の他校との交流が楽しみになりました。
・今まで英語を使っての討論をしたことがなく、とても不安でした。けれど、ジャッジの方に自分は何がよかったのか、どこを改善すればいいか教えていただけたことで、自分の英語に少し自信がつきました。また、英語の勉強をもっとしようと思うきっかけにもなり、いい経験になったと思います。
・ディベートでは、いかに協力して臨機応変に対応できるかが試され、難しかったけれど様々な学びがあり、充実感と達成感を持つことができました。また,客観的に話し方やディベートをジャッジしていたくことができ、主張の仕方を見直すきっかけにもなりました。
・周りの方達のレベルも高く、自分の英語量の弱さを改めて感じることができました。これからもっと語彙力を増やし、通用するようにしたいと思いました。
・1年生の時に英語ディベート体験に参加したことがありましたが、久しぶりにしてみると即興型英語ディベートはとても難しかったです。自分の聞き取ったことが合っているのか不安で相手への反論を上手くできなかったりできず、悔しい気持ちになりました。だから、2回目では1回目よりも少しでも反論して自分の意見を伝えようとやる気が上がりました。この体験を通して英語力をもっと鍛えたいと思いました。