愛知県立旭丘高等学校主催の学習交流会で、本校と名城大学附属高等学校の3校から30名が参加し、
岐阜県高山市にある旭丘高校の林間学舎と市内の旅館を使って3泊4日の日程で行われました。
3日目からは高山西高等学校の生徒も合流しました。学習会の大きな柱は次の3本。
(2) 大学生・留学生が自分の専門分野に関して、グループの高校生(5人:事前に振り分け)にレクチャーするセミナー
6つのセミナー
・電子デバイス研究の現状と研究を通した国際交流
・飛騨天文台で太陽観測を学ぶ 惑星磁気圏の成因に迫る
・世界を舞台に自分の将来を考えよう!
・Think about Education
・世界の平和について考えよう
・The Science of Food
(3) 大学生・留学生とグループの高校生(5人)で、ワークショップ
他のSGH校の生徒や、生活班で面倒をみてくれた学生・留学生との交流も、行きのバスでのアイスブレイクから始まり、ワークショップやインタラクション、1日の終わりのリフレクションを通して、4日間で大きく深まりました。
本校からは生徒9名が参加。ほか旭丘10名、名城大付属11名の30名に、学生(旭丘卒業生)7人・留学生が5人おり、6つの生活班がつくられた。中心になった学生3名がリーダーシップを発揮し、教員は生活面においてもほとんど関与せずに進めることができた。
フォーラムでは各方面から講師を呼び、講義を受けた。いずれも第一線で活躍する方の話で興味深く高校生は聞き入っていた。セミナーやワークショップは、学生と留学生を中心に、6つのグループがつくられ、学生の専門とする分野の学習を行うセミナーと、高山の街を題材とするワークショップが行われ、できるだけ英語を用いてすすめられた。高校生は何とか英語でコミュニケーションをとろうと努力していた。
参加生徒には非常によい経験になったと思われる。ただし、高校生の知識が少ないために、セミナー(特に理系分野)の専門性が十分に発揮できていないグループがあったように思われる。また、主催する旭丘高校が投入している労力等と、その成果が見合うものであるか課題があると考えられる。