【日時】12月7日(金) 17:30~19:00/【場所】第1情報室
【テーマ】「無限にまつわる厄介な数学問題・それを巧妙に避けるルベーグ積分」
講師:米田 剛 先生…東京大学大学院数理科学研究科・准教授
今年度最後の東京大学「高校生のための金曜特別講座」が「無限にまつわる厄介な数学問題・それを巧妙に避けるルベーグ積分」というテーマでした。それにも関わらず38名の1年生と1名の3年生が聴講しました。3年生の生徒は事前に予習をしてきて講義を聴いてだいたいわかった・・・と話をしていましたが、1年生は、まだ積分を数学でやっていないこともあり、「ちんぷんかんぷん・・・」というのが大多数の感想でした。しかしながら、最初の「有理数」や「実数」の話であるとか、長さと可算、非可算の話などは理解できたようで、講義が終わってから、質問そっちのけで、「これは、こういうことなんだ~」と自分なりの解釈を周りの生徒に力説している場面も見られました。「わからない」ことを知った…というのが正直な印象でした。
年間14回にわたる講座に毎回30名前後の生徒が集まって東大の先生から講義を聴くことは大いに刺激になったと思います。3月には恒例の1年生の東大見学会も予定されており、本講座で講義をされた道上先生の研究室を訪問させていただくことになっています。
次年度も継続的に受講していけたらと考えています。